W1500 D380 H420
天板・扉・前板-ナラ 無垢材 本体-ナラ 練り付け ウレタン塗装
東京都西東京市 K,H邸
2007年4月14日製作
K,Hさんより、完成品の写真を送ってもらいました。
K,Hさんが希望していたイメージは、いたってシンプルな形で、木質感のみで魅せるというものでした。
下手をすると、ただの安っぽい木箱になってしまう可能性もあり、けっこう勇気のいるデザインです。
中央の二段が引出しで、左右が開き扉。
木質感を出す為、引出しの前板と扉、天板に無垢板材を使用しました。
無垢材を使用する場合は、材料の伸縮と反りに対応できるような使い方をしなければなりません。
天板と引出しの前板は、それぞれ本体と引出しの内箱にネジ止めする事で伸縮や反りに対処できます。
しかし、無垢の板材をそのまま扉にしてしまうと、将来的に反りなどの問題の発生が懸念されます。
その為、扉の裏側には反り防止の為に角材を止め付けました。
無垢板のシンプルな直方体のイメージにする為、開閉はプッシュオープンとして、引き手の無いデザインにしました
イメージ通りの出来で一安心です。