男の趣味机

男の趣味デスク

W2105 D600 H720
前板-ナラ 無垢材 本体-ナラ 練り付け ウレタン塗装
横浜市港北区 A,N邸
2005年10月10日製作

A,Nさんのご依頼は、ご主人の趣味用のデスクです。
2m10cmの幅の壁に対して、収納したい物の量と使い勝手を考えると上手く収まらないとのご相談でした。

ご主人は写真を趣味にされており、写真用のプレス機(どの様に使うのか解らないのですが・・・)なる大きな機械があります。
他にも大きなタワー型のパソコンが二台と、スキャナー付きプリンターも収納したいとの事。
更に引出も一列欲しいとのご要望です。
効率的にしたいというご主人の性格を考えると、決まった形に固定するよりも、後々配置を変更できるようにした方が良いだろうとの結論に達しました。

そこで、まず2m10cm幅の仕切の無い長いデスクを作り、その下にプレス機用台・パソコンラック・引出ユニットを並べる形にしました。
引出し以外のユニットには、キャスターを仕込んでいますので簡単に移動する事ができます。
仕切の無い長いデスクは、スパンが長過ぎてそのままでは天板がダレてしまいますので、中間より少し奥の位置に10cm幅の幕板で補強しています。
パソコンのキーボードは、この幕板から前のスペースを利用してスライド棚を取り付け、そこに載せる様にしました。
スライド棚は天板にジョイントボルトで固定する形で、およそ32cm間隔で取り付け位置を変更できます。
また、パソコンラックと天板の間には幕板分の隙間が出来ますが、サイドテーブルとして利用する事を考えると好都合と言えます。
使用頻度の高いプリンターは、天板上に載せて使う事にしました。
これで、中々進まなかった部屋の片づけも上手くいく事でしょう。

キーボードカウンター男の趣味デスク