W1200 D450 H850
前板・扉枠・脚部-ナラ 無垢材 本体-ナラ 練り付け 天板トップ-タイル ウレタン塗装
横浜市港北区 S,K邸
2006年4月3日製作
2005年の設計ですから店をオープンしてから間もない頃の作品です。
一続きになっているダイニングキッチンを、キッチンとダイニングのスペースに分ける目的で作ったキッチンカウンターです。
S,Kさんの希望は無垢材を多用した「良い物」。
間仕切りカウンターは、壁置きの家具と違って両面仕様ですから、全て無垢材で作ってしまうとかなり高額な商品になってしまいます。
そこで、無垢材はキッチン側の扉や前板に集中して使用し、テーブルの影になるダイニング側や、側板部分は練り付け仕様にしました。
無垢材で枠に組んだ天板には、S,Kさんのコダワリで98mm角の白いタイルを嵌め込みました。
天板の下には、表裏共に細いオープンスペースを設けています、ティッシュ箱や調味料の小瓶などを載せておくのに良いですね。
引手は、濡れた手でも開閉できるように金物のハンドルにしました。
枠組みの扉や側枠など、オーソドックスにデザインしましたので、家具らしいナチュラルなスタイルに仕上がりました。