限られたスペースに、パソコン・プリンター・シュレッダー・その他諸々を収めた話

パソコンデスク

W900 D500 H1250
サクラ材 ウレタン塗装
川崎市中原区  K,N邸
2015年10月4日製作

K.Nさんのお住まいは一戸建てで、二階がリビング・ダイニングになっています。
リビングとダイニングは90cm程ずれた形で繋がっていて、そのダイニング側のずれた部分がご主人のパソコンスペースになっています。

今までは既成品のパソコンデスクを使っていたのですが、無骨な見た目で、物が収まりきっていない上に、配線がそこら中をはい回っていました。
ダイニングにはオシャレな壁紙も張られているのですが、このスペースが雑然としている為に台無しと感じていました。
そこで、オーダー家具なら何とかならないか?と当店にご相談に来られた訳です。
問題なのは、限られたスペースよりも収めなければならない物の方が多い事。
収めなければならない物は、モニター型のパソコンとキーボード・プリンター・大型のシュレッダー・ファックス・ルーターです。
それ以外に、本棚と、タブレット・スマホを置いておく場所も必要でした。
これは、普通に収めようとしても収まりません。

まず、一番に美観を損ねている原因は、配線類のゴチャゴチャです。
そこで、壁と家具の裏板の間に隙間を設けて、配線を隠す事にしました。
かさばるプリンターを脚元に置きましたが、爪先が入る分だけ浮かせ、その奥にコンセントタップやコードのゴチャゴチャを纏めて隠せる様に空間を設けました。
配線類が見えなくなった事でかなりスッキリ見える様になりました。
一番厄介なシュレッダーは側面の床に直置きです、元々キャスター付きなので、引っ張り出して使う事もできます。
(この場所の壁にはガス栓があり、繋ぐ時に移動します)
その上の余った空間は、可動棚を設けてタブレットを充電して置く場所としました。
ファックスを載せる為にパソコンの上に棚を設ける必要がありますが、この柱になる部分を有効活用して本棚にしました。
机の下には引き出しも一杯付いています。
ゴチャゴチャが解消し、落ち着くインテリアになりました。

参考価格 ¥147,000 ※製作当時の価格です、価格は変わる可能性があります。

 

パソコンデスク側面
シュレッダーを移動して、ガス栓が露出した所