工場レポート
2008,1,7
カーヴァーウッドクラブの家具は、
この様な所で作られています。
久しぶりの里帰りで、工場を訪ねてきました。
旭川空港近くの東川町近辺にあります。
最近は「写真の町」としても知られるようになってきました。
この日は、空も晴れ渡り、雪の白さが眩しいです。
空が広いですね~。
樹工房の川辺社長は、私が以前勤めていた家具メーカーで常務をしていた方です。
工房の設立当初は農家の納屋を借りて家具を作っていましたが、ずいぶん立派な工場になりました。

かなり広々しています。
これくらい広いと部材の取り回しも楽にできます。
狭いと加工途中で周りにぶつけて傷を付けてしまいますので、
品質には重要な事です。

やたら大きな横切りの機械に、
デジタルカウンターが付いています。
どうやら、数字の打ち込みで角度の調節が出来るようです。
留め加工の様に角度のついた加工は、
実に精度を要求されるものですが、
それを簡単かつ正確に加工出来る優れものです。
カッコイイ~!

大きな合板などを垂直に裁断する機械。
正確に家具を作る為には、基本の機械です。
さまざまな要望に応える為には、
腕だけじゃなく設備も必要なのです。

部材ひとつもおろそかに出来ません。
確認をしながら慎重に進めていきます。

冶具とは、部材を思い通りの形に加工
する為の型枠の事です。
さすが!呆れるほどあります。
それだけ難しい仕事をしていると言う事で、
技術力の証しです。

色々な機械が並ぶ加工場と比べると、だいぶスッキリとしています。
ここも広いですね。ゆったりと仕事できます。
この辺に来ると、機械の音も小さくなってチョッとホッとします。

塗装には塗装専門の職人さんがいます。
ムラ無く自然な仕上がりを実現するには、
経験と技術が必要です。
写真は、エアで霧状にした塗料を吹き付けている様子です。
自然な光で色合いを確認しながら丁寧に塗っていきます。
左端の四角い箱は塗装ブースで、
余分な塗料を吸い込む仕組みです。

木工に関する経験と知識が豊富です。
合わせて、卓越したデザインセンスを合わせ持つ稀な方。
こういう方は中々いません。

以前の会社からのお付き合いです。
カーヴァーウッドクラブの無理な注文に、
快く応じてくれるのも、気心が知れていればこそ。
頼りにしてます。