テレビ台ユニット部分 W1258 D450 H950
ドレッサーユニット部分 W1013 D435 H720
サクラ材 ウレタン塗装
横浜市鶴見区 I,H邸
2016年12月16日製作
色々な用途が複合したコンポジットファニチャー(勝手に命名しました)なので、どのカテゴリーに分ければ良いのか迷いましたが、寝室用の家具なので、一応ドレッサーという事にしました。
I,Hさんの寝室には、ワードローブを造り付けた為に出来た凹んたスペースがあります。
I,Hさんは、この凹んだスペースを有効に活用したいと考え、ベッドとの間の壁も使ってL字型の家具を設置したいと考えました。
凹みスペースは収納を兼ねたテレビ台で、これにデスクとしても使えるドレッサーをL字型に接続する形にしました。
ベッドはドレッサーの横に並んだ状態で置かれ、窓側にヘッドボードがくる形です。
つまり、テレビはベッドに寝た状態で横向きに見る事になります。
寝転びながらでも見やすくする為、テレビは左端に寄せて、台の高さは950mmとかなり高い位置になりました。
ただ、家具の高さが高くなり事で圧迫感になる事は避けたかったので、ドレッサーの高さに揃えたサイドボードの上にラックを載せたデザインにしました。
テレビの下のオープンスペースに置かれているのはDVDプレーヤーです。
寝室は二階にある為、この家具も分解して搬入出来る様に作られています。
ドレッサーはサイドボードの天板とジョイントする事で成り立たせていますが、膝を入れる部分がコーナー部分の扉の開閉スペースになる為、デッドスペースになりがちなコーナーも収納として有効に使おうという工夫です。
ドレッサーの引出は、瓶やスプレー缶を仕舞えるように、22cmと18cmの深めの引出二段と、浅い引出一段の計三段にしました。
サクラ材のクリアー塗装で、爽やかな仕上がりになりました。