壁付け棚板とキッチン収納棚

壁付け棚板とキッチン収納棚

壁付け棚板

壁付け棚板 W948 D220 H35
収納棚   W948 D425 H940
オーク材 着色 オイル仕上げ
神奈川県横浜市  K,K邸
2016年6月29日製作

編集のお仕事をされているK,Kさん。
キッチンのしつらえにも並々ならぬコダワリがありした。
設置場所は1m幅と43cm幅がL字になった壁です。
K,Kさんがイメージしたのは、腰高のカウンターにレンジを載せ、その上のは棚板が壁に直付けされた形です。
壁付けの棚は、棚柱や棚受けの無いスッキリしたイメージです。
良く分かります、そういうインテリアの写真を良く目にするようになりました。
でも、支えの無い形の棚板は強度が無いので物を載せる事は出来ません。
この様な形で強度を持たせるには、壁内部の間柱に直接棚板を固定する必要があります。
すなわち、壁を壊さずに棚だけを後付けするという事は出来ないのです。
しかし、壁を一旦壊して作り直すとなるとコストも掛かりますし大変です。
ちなみに当店は内装業者ではありませんので、その様な作業は行えません。
ただ、K,Kさんの場合は気に入った食器などを飾る事が目的なので、それ程の強度は無くても良いとの事でした。
需要もある事なので、思い切って挑戦してみる事にしました。
私の考えた方法は、石膏ボード内に少し大きめの穴を開け、そこから特別に加工したL字の金具を差し込んで強度を補助する方法です。
正面方向からも間柱にネジ止めしますので、ある程度の強度は確保できたと思います。

もう一つのコダワリは「色と質感」
K,kさんにはイメージする色と質感があり、それを実現したいという願いがありました。
その為、色合いを相談し、オイルステインによる着色仕上げにする事にしました。
この仕上げはオイル以外の塗膜が出来ませんので、水には弱いです。
キッチンには不向きな塗装ですが、扱い方を心得ているK,Kさんなら上手く扱えるでしょう。
収納棚の上部は深めの引出一杯と、浅めの引出二杯です。
前板には無垢材を使用し、堀込引手を上側に加工する事で、木質感を強調する様に工夫しました。
下のオープンスペースは可動棚になっています。
調理道具や食材を仕舞うようです。
きっとオシャレに収納するんでしょうね。

一緒に製作した「1800幅のカウンター下収納+小扉」の記事はこちら

壁付け棚板とキッチン収納棚
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