オーダー家具 作例集 28

オーダー家具 作例集 28

2015年12月から2016年8月までのオーダー家具作品をまとめた「オーダー家具作例集」28ページ目です。

このページのオススメ作品

リビングの間仕切りカウンター壁付け棚板スチールの柱を使った壁面リビングボードサクラ材のシンプルローボード

スチールの柱を使った壁面リビングボード

スチールの柱を使った壁面リビングボード

川崎市中原区 M,Tさん
2016年8月7日製作
W4420 D420 H2565
ウォルナット材 ウレタン塗装

M,Tさんのお住まいはタワーマンション。
モデルルームの様に壁面一杯のカッコ良いリビングボードを設置したいと考えオーダー家具にしました。
壁の長さは4m以上あり、右側にキッチンのカウンターがあります。
カウンター側にダイニングテーブルが配置されますので、必然的に左側がテレビボードになります。
ただし、左は壁が10cm程出っ張った部分があり、その分家具の方を削り込む必要がありました。
(今現在使用中のテレビは台座の奥行きがある為、中心からズレた位置に載せていますが、奥行きの狭い新しいテレビは中央に載せる事が出来ます。)
また、右側のカウンターの出っ張り分も家具に食い込ませる必要があります。
という事は、左側のテレビ台と右側のカウンターとの間で大きな段差が生まれる事を意味します。
そこで、以前製作した三段階に高さが変わるリビングボードの考え方を応用する事にしました。
つまり、左のテレビ台部分から右のカウンターまでの高さ違いを、三段階に分ける事で一つ一つの段差を小さくし、スムーズに目線が移動できるようにしました。
更に、その上のオープン棚の位置も、この段差に応じて変化させる事で、全体的に統一感のあるリズムを生み出す事ができました。
このウォルナットのボックスとガラス棚は、細いスチールの柱によて支えられています。
21mm角の鋼材をハシゴ状に組んだ物を、仕切板の様にカウンターの上に立てて、その間にボックスや天板をジョイントしました。
中央に位置するボックスの扉は上部に跳ね上げる方式で、ここはお仏壇として使用します。
ボックスの扉とテレビ台のフラップ扉には横格子の模様を施しています。
一番上部の天板にはダウンライトを仕込みました。
設置場所の壁面の大部分はマンションの共有部分になる為、モクネジなどで固定する事ができません。
その為、この天板の中には天井に突っ張る為の板も隠されています。
(一部可能な部分では、モクネジ固定も行っています)

M,Tさんの希望通りモダンでカッコ良いリビングボードになったんじゃないかな。

お仏壇部分の扉を開けた所
窓側から見た壁面リビングボード
正面から見た壁面リビングボード


壁付け棚板とキッチン収納棚

壁付け棚板

横浜市戸塚区 K,Kさん
2016年6月29日製作
壁付け棚板 W948 D220 H35
収納棚   W948 D425 H940
オーク材 着色 オイル仕上げ

編集のお仕事をされているK,Kさん。
キッチンのしつらえにも並々ならぬコダワリがありした。
設置場所は1m幅と43cm幅がL字になった壁です。
K,Kさんがイメージしたのは、腰高のカウンターにレンジを載せ、その上のは棚板が壁に直付けされた形です。
壁付けの棚は、棚柱や棚受けの無いスッキリしたイメージです。
良く分かります、そういうインテリアの写真を良く目にするようになりました。
でも、支えの無い形の棚板は強度が無いので物を載せる事は出来ません。
この様な形で強度を持たせるには、壁内部の間柱に直接棚板を固定する必要があります。
すなわち、壁を壊さずに棚だけを後付けするという事は出来ないのです。
しかし、壁を一旦壊して作り直すとなるとコストも掛かりますし大変です。
ちなみに当店は内装業者ではありませんので、その様な作業は行えません。
ただ、K,Kさんの場合は気に入った食器などを飾る事が目的なので、それ程の強度は無くても良いとの事でした。
需要もある事なので、思い切って挑戦してみる事にしました。
私の考えた方法は、石膏ボード内に少し大きめの穴を開け、そこから特別に加工したL字の金具を差し込んで強度を補助する方法です。
正面方向からも間柱にネジ止めしますので、ある程度の強度は確保できたと思います。

もう一つのコダワリは「色と質感」
K,kさんにはイメージする色と質感があり、それを実現したいという願いがありました。
その為、色合いを相談し、オイルステインによる着色仕上げにする事にしました。
この仕上げはオイル以外の塗膜が出来ませんので、水には弱いです。
キッチンには不向きな塗装ですが、扱い方を心得ているK,Kさんなら上手く扱えるでしょう。
収納棚の上部は深めの引出一杯と、浅めの引出二杯です。
前板には無垢材を使用し、堀込引手を上側に加工する事で、木質感を強調する様に工夫しました。
下のオープンスペースは可動棚になっています。
調理道具や食材を仕舞うようです。
きっとオシャレに収納するんでしょうね。

一緒に製作した「1800幅のカウンター下収納+小扉」の記事はこちら

壁付け棚板とキッチン収納棚
壁付け棚板とキッチン収納棚


1800幅のカウンター下収納+小扉

1800幅のカウンター下収納+小扉

横浜市戸塚区 K,Kさん
2016年6月29日製作
W1985 D255 H798
メラミン合板(内部ポリ板)

K,Kさんのお宅のカウンター幅は1990mmあります。
壁側から10cmくらいの所にコンセントがあり、その真上に配線孔がある構造です。
カウンターの奥行きは28cm程度です。
奥行きが浅いですが、マンガや単行本を収納するには十分な奥行きです。
ただし、コストは極力抑えたいとの事なので、チョット工夫しました。
使用する合板はサブロク版と言う1800×900のサイズなのですが、今回は幅が2m弱ありますので寸法が足りません。
そこで、1800mm幅の4枚扉のカウンター収納を普通に製作し、足りない分は、200mm弱の小扉を側面に取り付けるだけの構造にしました。
ただし、小扉を付けただけでは、閉じた時に安定しませんので、戸当たりになる天板枠も取り付けています。
丁度、壁のコンセントと配線孔の位置になるので、配線のゴチャゴチャをカバーする為のスペースになりました。
また、扉の下は1cm程の隙間になっているので、差し込み口を隠しながらコードを引き出す事も出来ます。

一緒に製作した「壁付け棚板とキッチン収納棚」はこちら

壁コンセントを隠せる小扉の様子


和風モダンなAVリビングボード

和風モダンなAVリビングボード

横浜市金沢区 Y,Tさん
2016年5月29日製作
W2400 D600 H1750
タモ材 ウレタン塗装

Y,Tさんのオーダー家具はAVリビングボードです。
一番の問題は、奥行きの有るバラのコンポ。
扉付きで収納しようと思うと奥行きは60cmになってしまいます。
家具の奥行きは45cm以下が普通なので、通常より15cmも深い事になります。
60cmというのは和ダンスやワードローブの奥行きですね。
この奥行きの物がリビングにあったなら、かなり邪魔に見えてしまいますよね。
Y,Tさんの悩みも正にその点です。
何とか、圧迫感を解消する方法は無いか?とのご依頼でした。
片側の奥行きを狭くして前側全体を斜めにしてはどうか?との意見もありましたが、その方法ではコンポの収納スペースに三角形のデッドスペースが生まれてしまい、余計に奥行きが深くなってしまいます。
コンポを最小の奥行きで収納するには、やはり四角形である必要があるので、オーディオ収納以外の部分を斜めにする事にしました。
一番狭い部分で約41cmの奥行きです。
写真で見ても判り難いですが、斜めになっている部分が二列二段の引出になっています。
勿論上下の引出ともCD・DVDソフトを収納出来る高さがあります。
その隣二列がオーディオ収納で、フリッパー扉になっています。
扉を跳ね上げてそのまま奥へと収納できますので、オーディオ使用時には開けっ放しにする事が出来ます。
右端には小さな開き戸もあります。
右壁の奥にコンセントがありますので、ここにはモデムなどの機器類を収納しました。
この部分の格子にはスリットが入っていて、モデムなどの機器から出る熱を逃がす様になっています。
右上の細長い扉は、収納棚で内部には可動棚が入っています。

Y,Tさんのもう一つのコダワリはデザイン。
和風モダンがイメージとの事で、縦格子を多用したデザインにしました。
見ての通り、隣り合う扉や引出のつなぎ目が分からない様にしました。
オープンの飾り棚部分は結構悩みました。
出来るだけ支えとなる柱を入れたくないとの希望でしたので、左側に格子状の柱を配置し、右の収納棚まで柱の無い構造にしました。
ただ、これだけ長いスパンとなると、強度が無くなってしまいますので、壁の中の間柱にモクネジで固定する事で強度を補いました。
最初はどうなる事かと思いましたが、出来上がって見るとスッキリして、正に和風モダンと言った感じですね。
奥行きが60cmもある様には見えません。

横上方向から見たAVリビングボード
正面方向から見たAVリビングボード


極低いローボード1690

極薄ローボード1690

茨城県北茨城市 I,Jさん
2016年5月21日製作
W1690 D453 H270
ウォルナット材 ウレタン塗装

I,Jさんから写真を送って頂きました。
お住まいを新築するのに合わせて製作したローボードです。
I,Tさんのライフスタイルは床座が基本なので、それに合った高さのローボードを探しましたが見つかりませんでした。
そこで、ネットでオーダー家具の店を探して当店へたどり着いた訳です。
高さは、I,Jさんからの指示で27cmとしました。
低いですね~、細長い引戸もカッコ良いです。
引戸は吊りレール方式なので、スムースに開閉できます。
設置場所は三方を壁に囲まれた専用スペースです。
流石に採寸しに行く事はできませんので、大工さんの腕を信用して製作しました。
それでも、多少の余裕がなければ入りませんので、今回は左右合わせて6mmの隙間で製作しました。
無事に収まって何よりです。

極低いローボード1690


L字型に配置したシンプルデスク2164&1250

二連のシンプルデスク

横浜市港北区 K,Sさん
2016年5月7日製作
W2164 D550 H720
W1250 D550 H720
サクラ材 ウレタン塗装

こちらのお宅には10年前にもお邪魔した事があります。
その時の家主はお父様でした。
田舎に家を建てられたとの事で、そこで使う家具を自ら設計してご依頼下さいました。
そのお父様もお亡くなりになったとの事、驚きと同時に残念でなりませんでした。
今は娘さんご夫妻が暮らしていています。
今回はそのご夫妻からのオーダーで、二人のお子様が一緒に居間で勉強出来るようにとリビングデスクをご依頼頂きました。
2164mm幅と1250mm幅の極シンプルなデスクをL字に配置して使います。
ゆったりした寸法なので、必要に応じて脇机などを追加する事も可能です。
素材は、リフォームした床材に合わせてサクラ材のクリアー塗装です。
シンプルなデザインですが、50φの丸脚にして優しい風合いに仕上げました。

L字型に配置したシンプルデスク


サクラ材のシンプルローボード3500

サクラ材のシンプルローボード

川崎市宮前区 U,Fさん
2016年3月27日製作
W3481 D450 H500
サクラ材 ウレタン塗装

ローボードのデザインを迷いに迷ったU,Fさん。
U,Fさんのお宅は、二階がリビングの一戸建てで、リビングルームの壁面一面がオーダー家具の設置場所です。
壁の幅は3m50cm弱有り、ローボードの恰好良さを表現するには十分な広さです。
壁面の中央上部に横長の小窓があり、対面側には大きなソファがある事から、テレビを中央に設置するシンメトリーのスタイルにするのが自然です。
検討し始めた当初、大手家具店で良さそうな家具もあったそうですが、寸法が中途半端で購入までには至らなかったそうです。
そんな中、当店のホームページを見つけ、何か心惹かれる物があったようです。
とは言え、U,Fさん自身もどの様な家具を自分が求めているのか確信を持てないでいました。
そこで、気に入られた過去の作品をベースにプランを考えてご提案しました。
一つ目は他では見られない様な個性的なデザイン、次は最初に気に入ったという家具をアレンジした立体感のあるデザインでした。
しかし、どちらも決定力に欠けたようで、決断する事が出来ませんでした。
そして最終的に決めたのは、シンプルなスタイルで、よりスッキリと魅せる事でした。
素材は他の建具などとの相性から、サクラ材のクリアー塗装仕上げにしました。
天板の厚みを40mm、側板を50mmにして存在感を持たせました。
扉は三分割として縦の切れ目を少なくする事でシンプルさを表現しました。
左右の扉幅は1100mmで中央部分が1160mmです。
左右の扉内部には仕切を一枚立て、一か所はスライド棚を設置してプリンターを収納しました。
そのままの大きさでは二階への搬入が出来ない為、本体は三つのユニットに分割しましたが、天板は切れ目の無い一枚天板で製作しました。
迷いに迷ったU,Fさんでしたが、美しい仕上がりで満足のゆく結果になりました。

シンプルローボード 正面


コンソール860

コンソール860 正面

横浜市港南区 M,Gさん
2016年2月24日製作
W859 D350 H810
ナラ材 ウレタン塗装

ダイニングテーブル脇の、窓に挟まれた狭い壁に設置する電話&ファックス台です。
設置場所の壁にはコンセントや電話線の差込口が中央の扉位置付近にありましたので、扉収納内の奥行きを35mm程浅く(裏板を手前側にずらした)して、コンセント類の差し込みスペースを作りました。
以前は、この差し込んだコンセントの前に家具を置いていましたので、壁と家具の間に大きな隙間が空いていました。
家具をピッタリ壁に付ける事が出来るようになり、ホコリの溜まりやすいコンセントもカバーする事ができました。
その他に小さな引出を6杯付けましたので、細々した物の整理に便利ですね。
それと、今回は引手の工夫してみました。
ロートアイアンのオーダーサービスを利用して、オリジナルの引手金具を作りました。
アップの写真を撮り忘れましたが、渋みのある質感が良くマッチしていましたよ。

コンソール860


レトロスタイルのTVローボード2000

レトロなTVローボード

川崎市高津区 I,Tさん
2016年2月11日製作
W2000 D450 H516
ウォルナット材 ウレタン塗装

テレビボードとPCサイドボードをオーダーしたいと相談に来られました。
好みは、以前に製作したミッドセンチュリーなローボードサイドボードとの事です。
寸法としてはこれらより少しサイズをダウンした形になりますので、バランスなどを考慮しながら設計を進めました。
本体の構造は、側板の方が天板・地板より上下に突き出た、ミッドセンチュリーで良く見られるスタイルです。
先のミッドセンチュリーなローボードでは真っ赤なオリジナル引手にしましたが、今回は北欧スタイルにする時に良く利用する細い木製引手を採用しアクセントにしました。
下段の引出はDVDソフトを立てて収納出来る高さを確保しています。
上段の引出も内寸で10cm程の高さがありますので、十分な収納力があります。
デッキ類を収納する部分のフラップ扉は、濃いブロンズガラスを細い木枠で囲んだデザインにしました。
これだけ細い木枠では流石に強度が保てませんので、ブロンズガラスの裏側にはしっかりとした木枠が隠れています。
内部は、縦型のハードディスクを収納する為の縦仕切が一枚と、可動棚一段が入っています。
PCサイドボードの記事はこちらです。


レトロスタイルのPCサイドボード

レトロスタイルのPCサイドボード

川崎市高津区 I,Tさん
2016年2月11日製作
W1610 D450 H810
ウォルナット材 ウレタン塗装

TVローボードとPCサイドボードをオーダーしたいと、I,Tさんは相談に来られました。
好みは、以前に製作したミッドセンチュリーなローボードサイドボードとの事です。
寸法としてはこれらより少しサイズをダウンした形になりますので、バランスなどを考慮しながら設計を進めました。
本体の構造は、側板の方が天板・地板より上下に突き出た、ミッドセンチュリーで良く見られるスタイルです。
先のミッドセンチュリーなサイドボードでは真っ赤なオリジナル引手にしましたが、今回は北欧スタイルにする時に良く利用する細い木製引手を採用しアクセントにしました。
全体の構成は三分割の左右非対称です。
I,Tさんは当初シンメトリーな形にコダワリを持っていたのですが、ご提案したプランがピンとこず、最終的にこの形に落ち着きました。
描いてみると、案外イメージと違うと言う事もありますよね。
左扉内部は通常の可動棚が二段、中央扉内部は下段にスライド棚が設置してあり、プリンター収納になっています。
プリンターの上にも可動棚が一段入りますので無駄無く収納できます。
右側は深さ違いの引出し三段と、その上がパソコンデスクになっています。
上蓋を開け、スライド棚を引き出して使用します。
一緒に製作したTVローボードの記事はこちらです。

レトロスタイルのPCサイドボード
TVローボードとサイドボード


バーチ材天板のダイニングテーブルとKチェアー

バーチ材天板のダイニングテーブルとKチェア

横浜市港北区 T,Aさん
2016年2月10日製作
W1400 D850 H700
天板  バーチ材 クリアー ウレタン塗装
その他 サクラ材 ダーク色 ウレタン塗装

お得意様のT,Aさんからテーブルセットのご依頼を頂きました。
今まではローテーブルを使って食事をしていましたが、腰が痛くなり始めた事もあり、テーブルを使っての生活に切り替える事にしたそうです。
T,Aさんのインテリアはダーク色がメインカラーになっていますので、テーブルもダーク色に合わせるのがセオリーです。
しかし、存在感のあるテーブルまでダーク色で統一してしまうと、部屋全体が重々しくなってしまう懸念がありました。
そこで、面積の大きい天板部分だけをバーチ材のクリアー塗装にする事にしました。
バーチ材と呼ばれる材のうち、今回は特に色の白い「目白カバ」の突板を使用しました。
辺材の白い部分を使った突板なので、ことのほか「白」くて綺麗な仕上がりでした。
脚部は、出入りのしやすい二本脚を選択。
底辺部分の材料と反り止め部分の材料にテーパーを付けて、スッキリとした見た目になる様にデザインしました。
椅子はデザインを気に入って頂いたKチェアをダーク色で製作。
天板を練り付け仕様にした事で、価格も椅子付きで30万円までに抑える事が出来ました。

バーチ材天板のダイニングテーブルとKチェア


リビングの間仕切りカウンター

リビングの間仕切りカウンター

川崎市中原区 S,Mさん
2016年1月24日製作
W2421 D320 H1260
オーク材 ウレタン塗装

リビングを間仕切る為のカウンターです。
奥様の設計を形にした物ですが、以前に建築関係の仕事をされていたそうです。
S,Mさんのお宅では広いリビングダイニングを区切って、一部を寝室&ワークスペースとしても使っています。
これまではソファによって仕切られていましたが、それをより明確に仕切ろうという事です。
ただ、完全に壁にするのではなく、オープンの飾り棚による風通しの良い仕切方になっています。
この辺りの感覚は流石に建築関係の方ですね。
ソファが接する面はフラットなパネルにして、寝室側にグリッド状のオープン棚を設けています。
グリッドの中にピッタリと収まっている小引出は、無印の既製品を利用しています。
こういった小引出を一個づつオーダーで製作するとなると結構なコスト増になりますので賢い方法ですね。
側面側はガラス扉の飾り棚になっていて、内部も棚ガラスを使用しました。
開閉の為の引手は、目立たない様に側面に小さめの欠き込みを入れました。
上部のオープン棚部分は、仕切板に木とガラスを組み合わせて使っています。
側面にガラスの仕切板を持ってくる事で、お父様との思いでのドールハウスも綺麗に魅せる事ができています。
住まい方も含めて、センスの良さが光っていました。

間仕切りカウンター ソファ側
間仕切りカウンター 寝室側


配線カバー付きのオーディオラック

配線カバー付きのオーディオラック

川崎市中原区 K,Tさん
2016年1月17日製作
W1581 D535 H470
サクラ材 ウレタン塗装

シンプルなオーディオラックのご注文を頂きました。
天板と地板には40mm厚のしっかりした合板を使い存在感を高めました。
オーディオ好きのご主人様としては、収納寸法には余裕が欲しい所ですが、奥様としては、他の家具との兼ね合いもあり、あまり存在感(奥行き)を出したくないのが本音です。
少しでも奥行きを減らす為、裏板を無くし、代わりに両サイドに補強の柱材をいれました。
(写真では分かりませんが)
そして今回工夫を加えたのが、配線穴にカバーを付けた事です。
オーディオラックを設置する場合、マニアの方は壁とラックの間に空間を設けますが、今回はその余裕がありません。
また、ホコリも溜まりやすくなるので、お掃除も大変です。
そこで、排熱用の隙間を持たせつつ、配線孔の蓋となるカバーを取り付けました。
このカバーは脱着式なので、配線もしやすくなっています。
仕切板と棚板は、後方に隙間を設けていますので、上下左右の配線も自由にできます。
オーディオラックを置きたいけど掃除が億劫と言う方、オーダー家具ならこんな事も出来るんですよ。

配線カバーのアップ写真
配線カバーを外した所の写真


三段式のローボード・デスク・サイドボード&吊り戸棚

三段式のローボード・デスク・サイドボード

東京都目黒区 T,Kさん
2015年12月11日製作
W7692 D440
ローボード  H420
デスク    H680
サイドボード H1000
ウォルナット+タモ ウレタン塗装

T,Kさんのお住まいは、新築のコーポラティブハウスです。
建築家の方がかなり凝った設計をされていて、この三段階で高さが変わる基本プランも設計事務所からの指定です。
オーダー家具の細かな部分はT,Kさんと私の方で相談しながら決めていきました。
設置場所は、玄関から繋がる廊下を渡り、リビングダイニングの突き当りの壁までの7m70cmの長さです。
ローボードの段がおよそ2m幅で、デスクとサイドボードの段の幅が2m80cm強づつあります。
本体はウォルナットの横目ですが、見せ場である天板の高さ変化を強調する為、天板はタモの黒色にして素材感に変化をつけました。
また、天板の下側を斜めに削った面形状にして、段の接合部を45度にカットした留め加工にしました。
うねうねと繋がる連続性を表現出来たのではないでしょうか。

サイドボードの右端は玄関部分になる為、下駄箱と傘収納になっています。
デスク部分は、右の引出と左の収納棚に天板を渡すだけの形になっており、多少のコストダウンになっています。
ローボードの天板奥(テレビの後ろ部分)には間接照明を仕込みました。
ローボードは全てオープン棚になっているので、ここもコストダウンに繋がっていますが、ウーハーやデッキ類が収まれば格好よく見えますね。
吊り棚には収納の目的以外に、エアコンを目立たなくするカバーの目的があります。
とは言え、見えない位まで隠してしまうと、風が流れなくなってしまいますし、故障の原因になりかねません。
正面のルーバーだけでなく、上下にも開口部を設けるようにしました。
また、デスクの上に当たる収納部分の下部には、LEDのダウンライト2頭がついています。

凄くカッコ良かったのですが、荷物等があって良いアングルで写真を撮れなかったのが残念です。
(腕の問題かもしれませんが・・・)

ローボード・デスク・吊戸棚
正面から見た写真


T,Kさんのクイーンサイズベッド

クイーンサイズベッド

東京都目黒区 T,Kさん
2015年12月11日製作
W2590 D2142 H703
ウォルナット ウエンゲ色 ウレタン塗装

新築のコーポラティブハウスに合わせて作ったクイーンサイズのオーダーベッドです。
ヘッドボード側の壁に小さな窓があるのですが、この高さが65cmと低い位置にあり、この窓の高さに合わせた低いヘッドボードにする事がT,Kさんの目的です。
デザインはT,Kさんからの発案で、ヘッドボードの高さを低くするので、そのメリットを活かしたいとの考えです。
左右のナイトテーブル部分も一体化したスタイルにする事で、より横長な見た目のデザインにする事が狙いでした。
ヘッドボードの素材はウォルナットの柾目で、横目方向に貼りました。
ただ、それだけでは単調に見えるのではないか?との事から、中央とナイトテーブルの境目に艶有り黒色の目地を付けています。
ヘッドボードの縁周りは、同じく製作した階段状のリビングボードの面形状と共通にしました。
ヘッドボードから突き出した形のナイトテーブルは、引出しになっています。
引出しの前板と、天板・側板の合わせ部分は45度にカットして、前板とのつなぎ目が分からない様にしました。
その下には、LED照明のフットライトを装着しました。
このライトのスイッチは左右のナイトテーブルに付いていて、どちらからでも操作出来る様に三路スイッチになっています。
フットライトの効果もあって、シンプルな箱が宙に浮いている様なイメージですね。
スノコの高さは12cmで、マットレスを載せて37cmの高さになります。

左側のナイトテーブル
右側のナイトテーブルと寝室の小窓


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