オーダー家具 作例集 27

オーダー家具 作例集 27

2015年8月から2015年12月までのオーダー家具作品をまとめた「オーダー家具作例集」27ページ目です。

このページのオススメ作品

リビングボード正面リビングデスク人工大理石のキッチンカウンターポストフォーム天板のローボード

時計修理机

時計修理机 ワゴンを引き出した写真

東京都台東区 U社さん
2015年12月6日製作
W1385 D700 H1100
ブナ材 ウレタン塗装

とある時計販売会社さまより、時計修理用の机の注文を頂きました。
私は小さな蒸気機関車を自作する趣味を持っていますので、それ以上に細かい部品を扱う時計の修理用机というのは個人的にも興味深々です。
時計修理机の一番の特徴は何と言ってもその高さで、デスクトップまでの高さが1m5cmあります。
細かな部品を目の近くで組み立てる為、ここまでの高さが必要になります。
また、細かな部品はとても紛失し易く、ピンセットで掴み損なって何処かへ転げ落ちると、四次元の世界にでも迷い込んだがごとく見つかりません。(これは私の体験談です)
なので、この紛失対策も重要なポイントです。
天板の三方には転び止めを付けて対策しています。
左側の転び止めは、Zライトのクランプを留める為にそのスペース分を内側にズラしています。
面白かったのは、手前側の紛失対策に引出を利用している事です。
恐らく、これはこちらの会社の伝統的な使い方なのだと思いますが、天板下の引出を三分割し、全て引き出した状態で作業するそうです。
両サイドの引出に肘を載せ、中央の引出にパーツを置いて組み立てるそうです。
組み立て中のパーツを紛失しない為の工夫なのですね。
そして、安定性を確保する為に、あえてスライドレールを使わないのもお客様の注文でした。
更に、天板は白色のメラミン、引出の底板は白色のポリ板を使用しています。
白色にコダワルのは、小さなパーツを見やすくする為に必要な事なのだそうです。

膝を入れる部分の中間辺りに、スライドの棚を設けています。
これは、伝票などの事務作業をする時に引出して使います。
かなり変な位置にあるように見えますが、高さが70cmなので、この高さで普通のテーブルの高さなんですね。
この机が如何に高いか解りますよね。
左袖にはサイドテーブルとして使うワゴンを収納しています。
この下には個人のカバンなどを置くそうです。

合計10台ご注文頂き、大変有難いお仕事でした。
上段の引出を引き出した状態
時計修理机を並べた写真


2wayで楽しむテレビボード

テレビボード1150

川崎市中原区 K,Nさん
2015年11月3日製作
W1150 D450 H516
サクラ材 ウレタン塗装

K.Nさんのオーダーはテレビボードです。
ミニコンポも収納したいと考えていたK.Nさんは、極力シンプルな棚をイメージしていました。
そこで、40mm厚のしっかりした板材をコの字型に組んで、その中に二段の固定棚が付くスタイルにしました。
天板と側板の接合部分は、お互いを45度にカットして繋ぐ「留め接ぎ」にしました。
しかし、話を進めるうちにK.Nさんには欲が出てきたようです。
「格子の扉を付けたり、外したり出来たら、2wayでたのしめるんじゃないか?」と、そう考えました。
嵌め込み式にして、引戸の溝のような物が残っては、外して使う時にカッコよくありませんので、中棚の下(影になる部分)にマグネットキャッチを付けて外れない様にしました。
簡易的な固定方法ですが、強度が必要な使用法ではないので、これで良しとしました。
素材は、使用しているダイニングテーブルに合わせてサクラ材にしました。
後日、K.Nさんからコンポを収納した状態の写真を送って下さいました。
スピーカーもピッタリ収納できて良いじゃないですか。
皆さんはどちらが好みですか?

格子扉付き状態格子扉なしの状態扉を外した状態のテレビボード


ポストフォームカウンターを使ったローボード

ポストフォーム天板のローボード

横浜市港北区 S,Yさん
2015年11月1日製作
W3000 D450 H450
天板―ポストフォームカウンター(メラミン)
本体―サクラ材 ウレタン塗装

奥様コダワリのデザインです。
インテリアには一家言お持ちの奥様、お伺いしてみるとなるほど調和のとれたインテリアです。
その奥様の相談はリビングの壁に置く3m幅のローボードです。
ローボードはテレビ台としても使いますが、床から見る事も多いようで、低い方が良いとの事でした。
話をお伺いすると、それ程収納に困っている訳ではなく、どちらかと言うとインテリアの要素としての目的が強いようです。
ただの箱型では面白くないようで、軽やかさが好みのようでした。
そこで、下段が一列の引出で、その上にステンレスパイプで支えられた天板を載せる形にしました。
引き出し部分の素材と色は、床・建具に合わせてサクラ材のチェリー色で仕上げました。
天板は、高級感のある質感にしたかったので、アイカのポストフォームカウンターを利用する事にしました。
これは、固いメラミンに熱をかけてカウンターの形状に加工する商品です。
普通、メラミン合板はカットして使うので、どうしても角張った仕上がりになりがちです。
このポストフォームカウンターは、面取りをした基材に合わせてメラミンを曲げて貼り付けるので、上面から正面にかけて滑らかな形状になるのが特徴です。
正面に継ぎ目が無く丸みがあるのでリアルな大理石に見えます。

このローボードを使ってどの様にコーディネートされるのでしょうか、見てみたいですね。

斜め上から見たローボード
天板アップ


N.Kさんのローボード2700

ローボード2700

横浜市青葉区 N,Kさん
2015年10月24日製作
W2700 D918 H550
ホワトアッシュ材 ウレタン塗装

N.Kさんは、以前に作った「コーナーにTVが載るローボード」をネットで見つけてご依頼下さいました。
早いもので10年近く前の作品になります。
当時はナラ材で製作しましたが、近年では価格が高くなってきましたので、今回はホワイトアッシュで製作しました。
オープンスペースにはデッキとコンポを収納しますが、家具の隣に置くウーハーや天板の上に載せる小さなスピーカーと接続できるように、仕切には配線穴を開けています。

ローボード2700


N.Nさんのキュリオケース

キュリオケース

横浜市港北区 N,Nさん
2015年10月18日製作
W654 D407 H1732
オーク材 ウレタン塗装

N.Nさんは以前より某老舗メーカーの家具を愛用しています。
同じ雰囲気のキュリオケースが欲しかったのですが、N.Nさんが希望するような商品は中々ありませんでした。
価値観の変化なのか、コストの問題なのか、キュリオケースという商品自体が最近は少なくなった気がしますね。
キュリオケースとは、正面と側面の三面がガラスになっている飾り棚の事。
その利点は、側面がガラスになっている事で、内部の隅々まで光が入り、収納物が綺麗に見える事です。
自分が気に入った物を飾るには最高です。
N.Nさんの希望は、某メーカーの雰囲気に合わせたデザインで、下部に引き出しが付いた物でした。
引出しはご主人とお子様用で、単行本が仕舞える深さにしました。
ご希望通りの良い雰囲気に仕上がりました。

キュリオ側面


人工大理石天板のキッチンカウンター

人工大理石のキッチンカウンター

横浜市旭区 S,Tさん
2015年10月12日製作
W1820 D450 H938
サクラ材 ウレタン塗装

S.Tさんのお住まいは、木をふんだんに使ったコダワリの設計です。
当然、キッチンカウンターにもこだわります。
S.Tさんのオーダーは、圧迫感の無い背の低い収納。
キッチンで使う調理家電て多いですよね。
S.Tさんのお宅では、オーブンレンジ・トースター・パン焼き機・炊飯器・ポット・コーヒーメーカーと主要な機器が6台あります。
これらの機器は、S.Tさんがデザインも含めて吟味した家電製品です。
S.Tさんのイメージは、これらをカウンターの上に綺麗に並べて置く事で、美しく使い勝手の良いキッチン環境が出来るというもの。
そしてもう一つ、建物同様に素材感の良い物にしたいと事でした。
そこで、カウンター天板の素材は、熱や傷に強い人工大理石にしました。
人工大理石はコスト的には高くなりますが、普及タイプの白色なら比較的安い物があります、今回はそれを選びました。
本体はサクラ材を使用し、クリアーのウレタン塗装で仕上げました。
本体の右半分は三種類のゴミ箱収納です。
中央の縦長の扉は、上がコーヒーメーカーを収納するスライドカウンターで、下は開き扉になっています。
左側は高さの違う引出し収納で統一しました。
一番下の深い引き出しには仕切を設けて、大皿を縦に仕舞えるようにしています。
引出の高さを細かく変えたので、仕舞う物の大きさに合わせて効率良く収納する事ができますね。
カウンター上の小さな小窓がアクセントになっていてオシャレでした。
S.Tさんの思惑通り、素敵なキッチンになりましたね。

細かく高さを分けた引き出し
大きな引き出しと、コーヒーメーカー収納


ローボード・デスク・オープン棚を自然に融合させたリビングボード

リビングボード正面

東京都渋谷区 S,Oさん
2015年10月10日製作
W4800 D500 H1530
オーク材 ウレタン塗装

以前にもデスク壁面収納を作らせて頂いたS.Oさんですが、同じマンションの別の棟に引っ越すからまた作って欲しいとご依頼を頂きました。
伺ってみると、以前の部屋よりかなり広く、前回作った家具を移設しても5mあるメインの壁が手つかずの状態です。
私としては作りたい様に作れる格好の機会です。
とは言え、これだけ広い壁をどうすれば良いのか?
テレビ台としての機能が必要なのは確かですが、5m一杯をローボードにしても単調になってしまいます。
壁のワイド感を活かしつつ変化のあるリビングボードにしたいと考えました。
そこで、以前より温めていたプランを提案してみる事にしました。
まず、構成要素は、ローボードと簡易デスクとオープン棚です。
これら高さも奥行きも違う要素を自然な形で繋げるのが狙いです。
ローボードの高さが45cm、デスクの高さは72cmに設定しました。
その差が27cmある訳ですが、この差をそのままオープン棚の間隔としてリピートさせます。
その事により、ローボードとデスクの段差は、ただの段差ではなくオープン棚の一部に成りかわる訳です。
奥行きも、ローボードは45cm、デスクが50cm、オープン棚が24cmと、それぞれ異なります。
デスクの天板はローボード方向に向かうにしたがって、カーブを描きながらオープン棚の奥行きへと変化させます。
デスクの直上の棚もそのままでは邪魔になりますので、同じ様にカーブを描く形で奥行きを無くすようにしています。
その更に上の棚下にはLEDのダウンライトを取り付け、デスクを照らす様にました。
デスクの下部分の壁には既存のコンセントがありましたので、その前に扉を付けて配線を隠せるようにしています。
どうです?正面から見ると、オープン棚とデスクの堺が曖昧で、一体化しているように見えますでしょ。
そのおかげでローボードとオープン棚との繋がりも自然に見えます。
物を飾ると更にカッコよくなるでしょう。

デスクとオープン棚部分デスク側から見たローボード


限られたスペースに、パソコン・プリンター・シュレッダー・その他諸々を収めた話

パソコンデスク

川崎市中原区 K,Nさん
2015年10月4日製作
W900 D500 H1250
サクラ材 ウレタン塗装

K.Nさんのお住まいは一戸建てで、二階がリビング・ダイニングになっています。
リビングとダイニングは90cm程ずれた形で繋がっていて、そのダイニング側のずれた部分がご主人のパソコンスペースになっています。
今までは既成品のパソコンデスクを使っていたのですが、無骨な見た目で、物が収まりきっていない上に、配線がそこら中をはい回っていました。
ダイニングにはオシャレな壁紙も張られているのですが、このスペースが雑然としている為に台無しと感じていました。
そこで、オーダー家具なら何とかならないか?と当店にご相談に来られた訳です。
問題なのは、限られたスペースよりも収めなければならない物の方が多い事。
収めなければならない物は、モニター型のパソコンとキーボード・プリンター・大型のシュレッダー・ファックス・ルーターです。
それ以外に、本棚と、タブレット・スマホを置いておく場所も必要でした。
これは、普通に収めようとしても収まりません。
まず、一番に美観を損ねている原因は、配線類のゴチャゴチャです。
そこで、壁と家具の裏板の間に隙間を設けて、配線を隠す事にしました。
かさばるプリンターを脚元に置きましたが、爪先が入る分だけ浮かせ、その奥にコンセントタップやコードのゴチャゴチャを纏めて隠せる様に空間を設けました。
配線類が見えなくなった事でかなりスッキリ見える様になりました。
一番厄介なシュレッダーは側面の床に直置きです、元々キャスター付きなので、引っ張り出して使う事もできます。
(この場所の壁にはガス栓があり、繋ぐ時に移動します)
その上の余った空間は、可動棚を設けてタブレットを充電して置く場所としました。
ファックスを載せる為にパソコンの上に棚を設ける必要がありますが、この柱になる部分を有効活用して本棚にしました。
机の下には引き出しも一杯付いています。
ゴチャゴチャが解消し、落ち着くインテリアになりました。

パソコンデスク側面
シュレッダーを移動して、ガス栓が露出した所


マントルピース型ガラスキャビネット

マントルピース型ガラスキャビネット

横浜市神奈川区 G,Yさん
2015年10月3日製作
W1300 D300 H950
オーク材 ウレタン塗装

前回「ユニーク・リビングボード」を作らせて頂いたG.Yさんからダイニングテーブル脇に置くキャビネットのオーダーを頂きました。
前回苦労しただけあって今回も一筋縄では行きません。
G.Yさんのイメージはマントルピースを模したようなコの字型で、中央にガラスのキャビネットと引出、柱の部分はCDや文庫本の収納に使います。
あまり存在感を主張しないように、奥行きは浅くしたいとの事でした。
更に、天板には8mmの強化ガラスを使うのですが、この天板が扉の役目も担っていて、跳ね上げる事でキャビネット内の出し入れをします。
天板と正面ガラスのつなぎ目あたりに補強用のアングルの鋼材が入っていて、見えない様に裏側にLED照明を付けました。
キャビネットの下部分は幅広の引出しになっていて、スライドレール付きで引き出せるようになっています。
柱部分は正面が固定になっていて、収納の出し入れは側面の扉を開閉して行います。
奥行きが浅く上部が重たい為、家具としては不安定なので、柱の下部分に鉄板を仕込んで重しにしました。

キャビネットの内部
マントルピース型ガラスキャビネット


H.Nさんの防湿庫ラックとお仏壇台

防湿庫ラック

東京都品川区 H,Nさん
2015年10月1日製作
防湿庫ラック  W879 D373 H1065
お仏壇台    W750 D450 H900
オーク材 ウレタン塗装

カメラの趣味をお持ちのH,Nさん。
カメラやレンズをカビの発生から守る為に、湿度をコントロールできる防湿庫を購入しました。
しかしこの機械、背が低くいかにも上の空間がもったいない感じです。
そこで、この防湿庫を跨ぐ形で上にラックを設けたら良いのではないかと考えました。
H,Nさん自らが設計したプランに修正を加えて完成させました。
高さは隣のチェストに揃えています。
防湿庫ラックに気を良くしたH.Nさんは、続いてお仏壇の台もご注文下さいました。
観音扉の内部は、レコードを収納出来るサイズにしてあります。

お仏壇台


大型プリンターを収納したリビングデスク

リビングデスク

横浜市磯子区 H,Kさん
2015年9月26日製作
W2188 D600 H720
ウォルナット材 ウレタン塗装

H.Kさんのご依頼はダイニングテーブル脇にある2m18cmの凹んだスペースにピッタリ収まるリビングデスクです。
希望された条件は、床材やインテリにマッチするシンプルなデザインと色柄である事と、大型のプリンターを収納する事でした。
お伺いしてみると、ウォルナットの家具で統一されており、床材もそれに近い色合いでした。
その為、素材はウォルナットで決まりになりますが、H.Kさんからはコストを抑えたい意向もありましたので、突板を使った練り付け仕様で考える事にしました。
一つ問題だったのがプリンターです。
リビングルームには不似合いな程大きく、デスクの上に置いて使うには見栄えが悪すぎました。
そこで、右側の下にボックス型の収納庫を設ける事にしました。
面白いのは、表側に開口部を設けるのではなく、内側に開口部を設けた事です
この方法なら使い勝手も悪くないですし、コストも抑えられ、見た目もシンプルでスッキリしたデザインにする事ができます。
スライド棚に載せて居るので、メンテナンスの時は脚元側に引き出す事もできます。
プリンター上部の余ったスペースには可動棚を付けて有効活用しています。
更に、左側の壁にはコンセントがあたのですが、プリンターをスッキリ隠した以上、こちらもスッキリと隠したくなりました。
12cm強の厚みのある板脚に見せかけて、コンセント部分をカバーしました。
正面側に幅の狭い扉を付けましたので、後からコンセントの差し替えも出来ます。
配線も隠せたので、本当にスッキリして見えますね。
H.Kさんコダワリのインテリアにピッタリマッチさせる事が出来ました。

壁コンセント収納部プリンター収納部
完成後の室内風景


S,Eさんの三姉妹デスク

三姉妹デスク

横浜市鶴見区 S,Eさん
2015年9月13日製作
W2144 D550 H720
タモ材 ウレタン塗装

S,Eさんのお子さんは元気な三姉妹です。
新しいお家に引っ越すにあたり、ダイニングルームの窓辺に三姉妹が並んで勉強できるデスクを作る事にしました。
壁の幅は2m15cm弱。
一人当たり70cmほどの幅がありますので、三人並んでも使えそうです。
天板の下には薄い引出を三人分付けました。
ただ、目の前に窓が在る為、机の上に本棚を付ける事は出来ませんでした。
まったく収納場所が無いのは使い勝手が悪いので、足元の奥を本棚にする事にしました。
こちらも仕切を立てて三分割にしました。
本棚の下は爪先が当たらないように凹ませあります。
本棚に膝が当たらず、後ろのダイニングテーブルの邪魔にもならない寸法として奥行きは55cmにしました。
壁のコンセントや換気口の所は干渉しないよう切り抜いています。
三人仲良く使ってくれると嬉しいな。

姉妹と新しいデスク


Y,Mさんのオーディオラック内蔵サイドボード&ランダムカウンターボード

オーディオラック内蔵サイドボード

川崎市中原区 Y,Mさん
2015年9月10日製作
サイドボード   W2729 D450 H1943
カウンターボード W180 D290 H843
サクラ材 ウレタン塗装

Y,Mさんからのご依頼は、ダイニングテーブル脇の壁に設置するサイドボードとカウンターボードです。
ご夫婦それぞれにコダワリのポイントがありました。
ご主人のコダワリはもちろんオーディオの収納に関する事で、奥様のコダワリは収納力と遊び心。
サイドボードの方は、オーディオを収納しつつ収納力も充実させるのが目的です。
しかし、この様な場合オーディオの配線をどの様に行うか?という問題が起こります。
オーディオラック単体なら、動かして後ろに空きスペースを設けるなどして対処する事が出来ますが、長さが2m70cm強もあるサイドボードに組み込むとなると、配線をする作業スペースを設ける事も、家具自体を動かす事も出来ません。
そこで、サイドボードの本体を三分割した形にし、中央のオーディオラックだけはキャスターで引き出せる様にしました。
両サイドに無可動の収納を置き、その上に長さ2m70cm強の天板を載せています。
中央の空いたスペースにオーディオラックが納まる寸法です。

奥様の遊び心はカウンターボードで表現しました。
積層した棚板の間に、引出や扉の収納ボックスをランダムに配置し、オープンの空間を混ぜ込みました。
直前にテーブルが設置されるので、ほぼ隠れてしまうのですが、手の届く位置にある小さな引出やオープンスペースは、実用性にも富んでいると思います。

オーディオラックを引き出した所 ランダムカウンターボード
設置後の室内


S,HさんのL型壁面収納

L型壁面収納

横浜市栄区 S,Hさん
2015年9月6日製作
W2590 D450 H2511
オーク材 ウレタン塗装

S,Hさんのご依頼は、ダイニング脇に設置するL型の壁面収納です。
収納力を重視したいとの要望でしたが、予算も重要です。
今回は、極力収納量を増やしつつ如何に予算内に納めるか?という葛藤でした。
まず問題になったのが、窓枠の位置が低すぎる点です。
窓枠の下端に合わせてカウンターの高さを決めてしまうと、見た目にも低すぎますし、収納力も確保できません。
また、カウンターから上の部分の高さを、歩留まりの良い1m80cm以内にする必要もありました。
その為カウンターの高さは、若干窓に被る高さで作る事にしました。
コストを抑える為、表から見えない内部は安いシナ材で仕上げました。
しかし、ただ安いだけの設計では折角作っても面白味がありませんので、二面をガラスにした飾り棚も組込みました。
側面もガラスになっている事で、窓からの光が内部にまで入り、飾り棚の中が明るく見えます。
写真では無垢材を使用した扉の木枠部分が濃く映っていますが、時間の経過とともに馴染んだ色に変化していきます。

飾り棚部分


O,Kさんのフリッパー扉収納

フリッパー扉収納

横浜市鶴見区 O,Kさん
2015年8月16日製作
W1044 D352 H804
サクラ材 ウレタン塗装

フリッパー扉AVローボードの成功で気を良くしたO,Kさんは収納家具もご依頼下さいました。
オープン棚や引出も考えたのですが、今の所、主な収納が子供のおもちゃになるので、大きな物でもガサッと仕舞えるフリッパー扉がやはり有効との結論に至りました。
中の棚板は可動式なので、取り外す事もできます。
お子さんが成長したアカツキには扉を開放し、オープン棚として飾り物を楽しむ事もできますね。

 

フリッパー扉収納 扉半分解放状態


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