オーダー家具 作例集 9

オーダー家具 作例集 9

2007年5月から2007年7月までのオーダー家具作品をまとめた「オーダー家具作例集」9ページ目です。

このページのオススメ作品

アイランド型キッチンカウンターわがままキャビネット親子ちゃぶ台

H.Tさん&S.Kさんの新作ソファ

アークソファ正面 アークソファ背面

2007年7月12日

ジャジャーン。ついにH.TさんとS.Kさんのアークソファが完成しました。
お二方は、最初に作った模型の写真を見て、たまたま同じ時期に開発の依頼を下さいました。
タイミングってあるんですよね~。
仮に図面上で良いアイディアがあったとしても、立体にしてみると、ひどくバランスが悪かったりと、椅子のデザインは他の物とは違い、やっぱり難しい物です。
強度や座り心地を満たしつつ、オリジナリティのあるデザイン性を生み出すのは、至難の業に思えます。
今まで、ソファの開発には慎重だったのですが、H.TさんとS.Kさんのおかげで、重い腰を上げようやく実現できた次第です。感謝・感謝。
さて、H.Tさんのソファは、幅を1700mmに縮めて、色は爽やかなブルーグリーンにしました。明るくモダンなインテリアに上手くマッチし、アートな感じです。
一方のS.Kさんは、肘の幅を2cm広げて、オレンジに仕上げました。
こちらは、木質感漂う落ち着いた雰囲気。
ちょっとレトロモダンな印象も感じます。
奇しくも好対照な仕上がりになりました。

オリジナル「アークソファ」の詳細ページはこちら

アークソファ正面 アークソファ上から見た所


ナラ材のセンターテーブル

センターテーブル

横浜市都筑区 M,Sさん
2007年7月10日製作
W1200 D800 H380
ナラ 無垢材 ウレタン塗装

以前にもTVボードを作らせて頂いたM,Sさん。
今回は、同じリビングに置くセンターテーブルです。
シンプルな角脚を斜めにする事で、木材の存在感を感じさせながら味のあるデザインになりました。
座卓の様な使い方も出来る様に、脚部と中棚を少し内側に寄せています。
しかし、ここに至るまでには二転三転さらに中断と、結構苦難の道程でした。
最終的にはこのシンプルな答えで、お互いの意見がまとまった形です。
センスの良いM,Sさん、流石出来上がってみると部屋にしっくり納まっています。

センターテーブル


アンティークデザインの机

アンティークデザインのデスク

横浜市鶴見区 Y,Sさん
2007年7月2日製作
W1170 D500 H777
ナラ 無垢材 本体一部-ナラ 練り付け アンティーク塗装

Y,Sさんのリビングルームの一角には仕事用のスペースが設けてありましたが、スチールパイプの机などを使っていた為、リビングルームにはそぐわない見た目でした。
この仕事スペースを落ち着ける空間にして欲しいと言うのがY,Sさんからのご依頼です。
デザインに対しては、特にコダワリは無いとの事でしたので、隣に置いているアンティークチェストに合わせてデザインにする事にしました。
今まで別々だった書類入れと机を、一体にして片袖の机にまとめました。
デザインはイギリスアンティークの様な華奢な印象になる様に、細身のクリ棒脚を長めに取り付けました。
アンティーク家具の質感や雰囲気を表現するのはどこの店でも出来る訳ではありません。
それ用の面形状に削る刃物や、アンティーク用の塗装方法など、ノウハウやデザインセンスを持っていないと表現できない家具だと思います。

アンティークデザインのデスク


Y.Sさんのオーディオボード

オーディオボード

横浜市鶴見区 Y,Sさん
2007年7月2日製作
W1035 D465 H980
ナラ材 ウレタン塗装

お友達の紹介でご来店下さったY.Sさん。
古くてグラグラになったオーディオラックを、どうするか迷っていました。
又、今まで気に入った家具をその都度購入してきた為、家具のスタイルに統一感が無いのも不満でした。
当初はあまりお金を掛けずに、と言う希望だったのですが、せっかくオーダーするのならと、対面に置かれているお気に入りのアンティークチェストに合せたいと言う事になり、さらにはチェストの隣のパソコン専用デスクも同じアンティーク調にして、この一角を同じ雰囲気で纏めようと言う事になりました。
オーディオは、あまり使っていないと言う事で、スリガラスの引き戸で隠して、反対側を引き出しにして、収納を増やしました。

レコードプレーヤーを引き出した所


K.Mさんのリビング改造計画

美しくなった部屋
2007年7月1日製作

今回はK.Mさんの了解を得てビフォアー&アフター形式でお送りします。

K.Mさんのリビングは、正方形の部屋に、大きなL字型のソファが中央に置かれ、かなり窮屈な環境でした。
K.Mさんは、何とか改善すべく、ソファー以外を総取っ替えする事を決断しました。
問題の根本は、TVの位置。
TVボードが壁際に置かれる為、ソファをTVの見やすい位置に配置すると、L字部分が部屋の中央に来てしまい、ダイニングスペースを圧迫。
ギリギリ三角形のテーブルを置いていると言う、悪循環に陥っていました。

改造計画は、TV台を独立して窓際に配置する事で、問題のソファを一番収まりの良いコーナーに置き、余った壁には、収納と飾り専用のボードを作りました。
これでダイニングが広くなり、ゆったりした4人掛けのボータイプテーブルも置ける事になりました。
ソファやコルク張りの壁もイイ感じに見えてきて、同じ部屋とは思えないくらいの変りようです。
この位雰囲気が変ると、さすがに気持ちいいですね。

キャビネットの詳細は別の記事として書きました。

After
After
After
After
テレビ台
テレビ台
Before
Before
Before
Before

部屋との調和を考えたキャビネット

キャビネット

横浜市港北区 K,Mさん
2007年7月1日製作
W1400 D420 H1250
本体-ナラ 練り付け 天板-ナラ 無垢材 ウレタン塗装

K,Mさんのリビング・ダイニングはほぼ正方形の形をしています。
長方形の場合はダイニングとリビングで空間を分けやすいのですが、正方形の場合だと広さにもよりますが、線を引いたように区分けするのが難しかったりします。
K,Mさんを更に悩ませていたのは、引っ越し時に購入したL字型のソファの存在です。
大きい上に配置の融通がききません。
当初の配置は、美しいコルク貼りの壁の中央にテレビボードが置かれ、その正面にソファが部屋を分断するように配置されていました。
長方形の部屋ならその後ろにダイニングセットを置いても良いのですが、正方形の為そのスペースが足りず、無理にテーブルセットを置いている状況でした。
家具をオーダーする事で何とか広々とした空間に出来ないか?というのがK,Mさんからのご相談でした。

そこで、まずはテレビボードを処分し、ソファは部屋の角に収まるように配置して広さを確保しました。
テレビは、ソファとテーブルから見れる位置として、窓側にテレビ台を新設しました。
そして、ソファを置いた残りの壁には、収納・飾り棚・コンポ収納を兼ねたキャビネットを作る事としました。
キャビネットのテーマは、「部屋との調和」です。
調和させる事で、少しでも部屋を広く感じさせようという考えです。
ベースになるキャビネット下台は、高さをソファの高さに揃えました、揃える事でコルク貼りの壁を横長に見せる事が出来ますので、その結果広く感じさせる効果を生んでいます。
上台は、左端に縦長のガラスキャビネットを作り、そこから右方に向ってオープン棚を設けました。
横長の下台から上方向に延びるガラスキャビネット、さらに棚板部分へと、方向を変えながら徐々に軽くしていく事で、ソファから続く家具のボリューム感を徐々に逃がしています。
これは家具デザイン上の「流れ」と呼べる物で、この「流れ」を上手く整える事が部屋に家具を馴染ませるコツだと思っています。

キャビネット 美しくなった部屋


作家の仕事机

作家の仕事机

川崎市中原区 A,Yさん
2007年6月11日製作
W2086 D800 H800
本体-ナラ 練り付け ウレタン塗装

作家のA.Yさん念願のデスクです。
創作の場と言う事もあって、コダワリも随所に及びます。
まずは、パソコンや資料を広げられるように、壁から壁までの大きな天板。
足下をスッキリさせる為、反り止めがなどが必要になる無垢材はあえて使わず、50mm厚の厚い合板を使用しました。
奥は、普段あまり使わない本やDVDなどを大量に収納できるように本棚にしています。
収まりの悪いウーハーは、本棚と一体化して収納しました。(出来上がってみると、案外違和感無く収まっています。)
そして、このデスクの一番カッコ良いポイントは、BOSSのアンプとCDを収めた棚部分。
天板から僅かに浮き上がった棚をステンレスのパイプが支えていて、シャープな印象を演出しています。
さらに機器どうしの配線は、垂れ幕の様な下がり扉で隠され、必要に応じて開閉できます。
さらにコダワッタのがサイドドロワー。
コマゴマとした道具類を一瞬にして収納出来る様に、ガルウイングの様な天蓋式になっています。
カギ一つで全ての引き出しを閉められるオールロック付きです。
う~ん苦心しただけの事はある。

作家の仕事机 オーディオ収納部分 サイドドロワー


ウォルナットコンソール

コンソール

横浜市神奈川区 H,Jさん
2007年6月10日製作
W700 D380 H720
天板・脚枠-ウォルナット 無垢材 その他-練り付け ウレタン塗装

ウォルナットのボーテーブルセットをご購入頂いたH,Jさん。
テーブルのデザインに合せたコンソールをご依頼下さいました。
テーブルの脇に置く、このコンソールの上には、FAXの他にノートパソコンを置いて使います。
コンソールの直ぐ上にキッチンのカウンターの出っ張りがある為、コンソールの高さは、パソコンを開いてもカウンターにぶつからない高さに設定しました。
ボーテーブルのイメージに合わせる方法としては、単純な丸面とフラットな面を組合せる事で表現しました。
天板・前脚・引手の前面の形状のみを丸くし、それ以外の部分は極小の面取りにとどめています。
そして、天板と前脚の丸面が接続する部分を、前脚側の面をしゃくる事で両方の奥行きを揃えました。
この辺りの細工が見せ場で、綺麗に加工する事でクラフト的な味わいを表現する事が出来ます。
引き手の色を白木の別材にする事でワンポイントにしました。

コンソール


一本脚センターテーブル

センターテーブル

横浜市神奈川区 H,Jさん
2007年6月10日製作
W800 D800 H380
ウォルナット 無垢材 ウレタン塗装

体の大きなご主人に合せて購入された大きなL型のソファ。
これに合うセンターテーブルと考えると真四角っぽい形になります。
しかし、長方形のテーブルはあっても、真四角っぽいテーブルは以外に少ないとの事。
ソファが大きい分テーブルは存在感を抑えてほしいとの要望でしたので一本足スタイルを採用しました。
ただ、脚を通常通り対角線上に×型に配置するとのでは普通で面白味がありません。
そこでソファのラインと揃う様に+型にしてみました。
これにより全体の方向性が統一され、よりスッキリとした印象になりました。
この形は不安定になり易いのですが、天板にある程度大きさがあるので、安定性を保つ事が出来ました。
僅かにラウンドした天板が、真四角よりも親しみやすさを感じさせます。
完成度の高い、ミッドセンチュリーテイストのデザインになりました。

センターテーブル


N.Mさんのオーダーテレビ台

テレビ台

神奈川県鎌倉市 N,Mさん
2007年5月23日製作
W890 D462 H450
ナラ材 ウレタン塗装

家を新築されたN.Mさん。
奥様のYさんはインターネットで当店を見つけ、早々に訪ねて下さいました。
家の設計図を見せて頂くと、中々工夫されているのが感じられます。
そんなYさんの要望はワガママとも言えるような内容の三点の家具でした。

まず一品目は、TV台。
こちらは特別な要望が無かったので、角を面取りされた無垢のフローリングのイメージに合せて、得意の格子タイプにしました。
脚は丸脚にして、下を丸く面取りする事で、ちゃぶ台のファニーなイメージと共通化しました。

二品目は、ご主人が長年憧れていたちゃぶ台。
問題なのは三品目のキャビネットです。
(一緒に製作した「ちゃぶ台・キャビネット」はそれぞれ別記事にしました。)

テレビ台


親子ちゃぶ台

親子ちゃぶ台

神奈川県鎌倉市 N,Mさん
2007年5月23日製作
親ちゃぶ台W900 D900 H360 子ちゃぶ台W580 D580 H275
ナラ 無垢材 ウレタン塗装

ご主人が長年憧れていたちゃぶ台の依頼です。
しかしただのちゃぶ台ではありません。
奥様のリクエストは、「お友達や子供達が集まった時に広く出来るようにしてほしい。」
と言うもの。
無垢天板での伸張式は出来ないので、ちゃぶ台の下から小さいちゃぶ台が出てくる形を提案しました。
名付けて「親子ちゃぶ台」。
小ちゃぶ台の一箇所を欠き込む事で、親ちゃぶ台の下に滑り込む様に収納する事ができます。
これはグッドなアイディアでしょう。
親ちゃぶ台の下に隠れて、脚にしがみついている小ちゃぶ台がラブリーです。
ご主人様の一杯にもつきあっている様です。

親子ちゃぶ台


階段箪笥風わがままキャビネット

わがままキャビネット

神奈川県鎌倉市 N,Mさん
2007年5月23日製作
W920 D320 H1118
側枠・前板・脚-ナラ 無垢材 本体-ナラ 練り付け ウレタン塗装

ご注文頂いた3品の内の一つ。
90cm幅のキャビネットに、FAXとミニコンポ、さらにリモコンを仕舞う為の小引き出し、電話帳・ティッシュBOX・ゴミ箱・テープカッター。
トドメにマガジンラックも組み込んでほしいとのオーダーです。
まさに言いたい放題、「わがままキャビネット」と命名しました。
たしかに、まぜこぜに形にする事は出来るのですが、問題はそれでまとまりのある物になるか?と言う事です。
これは悩みました。(特にマガジンラック。)
解決の方法として、キャビネットを九つのグリッドに分割し、その中に階段箪笥を嵌め込んだ形を考えました。
そして、それぞれのグリッドに必要な収納物を割り振った訳です。
これなら乱雑に見えるマガジンラックもグリッドの規則の中に納まりますし、他の二点の家具とも「和」の形式でまとめる事ができます。
かなりの難問でしたので、我ながら褒めてあげたいです。

マガジンラック付き わがままキャビネット


高さ32cmのシンプル座卓

シンプル座卓

横浜市港北区 S,Kさん
2007年5月21日製作
W1400 D800 H320
ナラ 無垢材 ウレタン塗装

S,Kさんのご依頼は、小さな子供でも使い易い高さ32cmの低い座卓です。
一般的な座卓の高さが38cmですから、座卓としてはかなり低いです。
天板のデザインは、38mm厚のナラの無垢材を活かして、両サイドに耳加工を施したナチュラルなスタイルにしました。
脚はシンプルに4本の角脚にしたい所ですが、この低さで幕板を付けた構造にしてしまうと、座わる時に邪魔になってしまいます。
そこで、50mmの角材をコの字型に繋いだ脚を両端に配置するデザインを考えました。
無垢天板の反りを防止する「反り止め」と脚を一体化させた訳です。
コの字脚は天板に直接ボルトで連結します。
コの字同士を連結する幕板も付いていますが、中央の奥まった所に付けましたので、邪魔になりません。
その結果、もとてもシンプルな座卓に見せる事ができました。

シンプル座卓


ロの字デザインのオーディオラック

オーディオラック

横浜市港北区 Y.Kさん
2007年5月19日製作
W1600 D500 H600
棚板-ウォルナット 練り付け 枠・脚部-ウォルナット 無垢材 ウレタン塗装

Y.Kさんのオーダーは、TVとオーディオを収納する為だけのラックです。
壁には、このボードしか置かないので、「程好い大きさで、デザインの工夫された物」との事でした。
一見簡単そうなオーダーですが、これが意外に悩ましかったです。
厄介なのが奥行きの深いアンプとレーザーディスクで、この奥行きで箱型に作ってしまうと、あまりにもボリューム感があり過ぎるのです。
そこで、500mmある奥行きを狭く見せる為、一番上の天板の奥行きを400mmと狭くしました。
天板の下には奥行きの狭いVTRとDVDデッキを収納し、奥行きのある下段にアンプとレーザーディスクを収納します。
これにより、実際の奥行きが把握しづらくなり、結果的に圧迫感を軽減する事ができます。
更に、側面を板ではなく、ロの字型の枠にする事で軽やかな印象になるようにデザインにしました。
ロの字の枠が、肘かけ椅子のアームの様に見える所が、デザインの味になっています。

オーディオラック オーディオラック


アイランド型キッチンカウンター

アイランド型キッチンカウンター

横浜市磯子区 O,Sさん
2007年5月9日製作
W1600 D650 H850
本体-ナラ 練り付け 天板-ナラ 無垢材 ウレタン塗装

パン作りが出来るようなキッチンカウンターが欲しかった奥様。
自らのアイディアを持ってご来店下さいました。
キッチン側には引出しと大き目の食器類を収納。
テーブルを寄せて置く予定のダイニング側には、奥行きの浅い引き戸収納と、テーブルから上になる部分には更に奥行きの浅いオープンスペースを作りました。
窓側にもオープンの棚があり、買って来た食材などをサッと仕舞える様に工夫されています。
パンもこねられる様に、天板には38㎜のナラ無垢材を使用しました。
写真で見る限りかなりシンプルに見えますが、極力スペースを有効利用する構造にした為、内部はかなり複雑な作りになっています。
これまた職人泣かせの一品といえるでしょう。

ダイニング側内部 キッチン側 窓側


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